今日,全校児童でそば打ち体験を行いました。11月に3,4年生が総合的な学習の時間でそば打ちをしましたが,今回はその3,4年生を中心に,閉校前の一つの思い出作りとして,全校でそば打ちに取り組みました。全校児童数が少ないとはいえ,感染症予防にも十分に気を付け,工程によって学年の子供たちが入れ替わる分担制で活動を進めました。子供たちは,茹で上がったそばを給食と一緒に試食し,自分たちの住む川崎町で穫れたそばの味に大満足の様子でした。活動の最後には,子供たち全員が「そば打ち3級」が認定され,一人一人認定証をいただきました。そば打ちを教えていただきました,佐藤さん,吉田さん,神尾さん,ありがとうございました。
1,2年生と3,4年生がペアになり,活動スタートです。始めはそば粉と打ち粉に少しずつ水を加えていく「水回し」です。これでそばの美味しさがほぼ決まるそうです。
次は「ねり」です。とても力のいる作業ですが,2年生も全体重を掛けて練り上げました。
しっかりと練った後は生地を「のし」ていきます。まずは手で広げていきます。
ある程度広がってきたところで麺棒を使い,薄く伸ばしていきます。力の加減が難しい作業です。
「のし」の途中から5,6年生に交代です。そば打ちを経験しているだけに手際よく麺棒を扱っていました。
生地が薄く大きく伸ばせたところで粉を振って,「切り」です。細く均一に切るには熟練の技がいります。5,6年生もなかなか上手です。
火力の強いガスコンロ(石井商店よりお借りしました)を使い,大量のお湯で一気に茹で上げ,すぐに水洗いをした後,盛り付けです。
全校で試食したかったのですが,感染予防もあり,各教室で味わいました。
試食後,終わりの会で3級の認定証をいただき,お礼の挨拶をして会の終了です。とてもたのしい思い出がまた一つ増えました。