前川本城を見に行こう

　今日，３年生～６年生が総合的な学習の時間に前川地区にある「前川本城(もとしろ)」に行きました。地区内にお住まいで川崎町文化財保護委員長をされている大宮金治先生をお招きして，詳しく説明をいただきながら学習してきました。
　前川本城は天正3年（1575），伊達氏の家臣であった砂金（いさご）氏の第8代・砂金常久が，それまでの居城であった砂金城（川崎町本砂金）から移ってきて築城した場所といわれています。現在は，土塁，空堀，石積(一部)を見ることができます。高さ約5mの土塁と深さ約10mにもなる二重の堀切が，約300mに渡って続いています。東北でこれほどの深さは珍しく，注目を集めているようです。

案内板を見ても城址の広さが分かります。

土塁の間に立って，お城があった当時を想像しました。

石積みの一部です。

最上部の本丸から川崎町を眺め，お殿様になった気分を味わいました。

本丸跡で記念撮影。「はいチーズ！」

待ちに待った運動会！

 　今月１８日(金)，５月から延期になっていた運動会を開催しました。閉校を迎える今年度は「何としても運動会を」という思いで，実施に至りました。形は「ミニ運動会」と，種目の数も大きく減らし，平日の午前中という開催でしたが子供たちは徒競走やリレー、綱引きなどに全力で取り組みました。閉会式終了後には「グランドフィナーレ」として，閉校への思いとこれからの願いを短冊に綴り，風船に乗せて大空に飛ばしました。

１年生～４年生は直線コースで徒競走を行いました。

５，６年生はトラックコースで激走しました。

本当は１回勝負のはずが…。アナウンスの勢いで２回戦へ突入！「聞いてないよ～」

今年の優勝は「赤組」です。おめでとう！白組も大健闘でした。

願いを風船に込めて，「飛んでいけー！」

保護者，地域の皆さんと今年のラストテーマを中央に，写真撮影をしました。

校舎の掲示板にも頑張った運動会の画像を掲示しています。

「ミニ」でも全力で取り組みます！

　新型コロナウイルス感染症の影響により，今年の運動会が延期となっておりましたが，今月の１８日（金）の実施に向けて，朝の活動の時間を使って短時間での練習を始めました。例年のような盛大な開催はできませんが，閉校を迎える今年度，少しでも子供たちの思い出として残る会になるよう一丸となって取り組んでいきます。

 入場前の整列です。緊張感が伝わってきます。

 入場後の体の向きもすばらしいですね。

 今年の児童代表の言葉は６年生が務めます。

「退場します！」退場はかけ足です。

楠原先生こんにちは！

　前川小学校では，今年も「えずこキャラバン」を開催し，学校にアーティストの方をお招きしました。
　今年の先生は，ダンサーで演出家の楠原竜也先生です。楠原先生は体育館だけではなく，校舎内に子供たちを引き連れ，普段慣れ親しんだ場所を選んで動きを表現させるなど，変化に富んだ構成で子供たちを楽しませてくれました。初めは遠慮がちだった子供たちも，楠原先生の動きに引き込まれ，活動後半はのびのびと笑顔で活動する子供たちの姿が見られました。楠原先生ありがとうございました。

 ウォーミングアップでは，楠原先生（たっちゃん）と同じ動きに挑戦しながら，体と気持ちをほぐしました。

 校舎に繰り出して，体を動かしながら行進したり…

 左右の壁（壁がない時は壁があるように）に近づいたり漂ったり，思い思いに自分を表現しました。

 ペアになり，ゆっくり動きながら相手の見ている視線の先を見付け，視線を合わせる「アイコンタクトゲーム」です。下からのぞき込んでみよう。

 今度は視線を離さず，速い動きやゆっくりとした動きを繰り返す動きです。互いに別々の動きで良いのですが，思わず２人シンクロしていますね。

最後に先生と記念撮影をしました。「先生ありがとうございました！」